脱怠惰

毎日書こうとすると続かないので、気が向いたら書く

2024/01/06

朝、余裕を持って起きる

ことに失敗してギリキリで図書館バイトへ。

 

論文を鋭意執筆中の某後輩に変わって入った先輩と久しぶりにおしゃべりした。飲みに誘われたので夜軽く飲みにいくことに。

 

 

読んでいたこの本を読みおわる。

www.sogensha.co.jp

「プリズンサークル」っていう「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを主題にした映画の監督と中高生、大学生の四人の対談形式の本。過去に傷害致死や強盗を犯してTCに参加した人や、バスジャック事件の被害者を招いてTCで行われていることの内容などを語るという内容だった。基本的にはTC的な犯罪者の更生プログラム(日本ではまだ未発達で行われている施設は少ないらしい)の詳細を知れるという点で興味深いし、加害者が犯罪に至る背景や被害者のリアルな心情を知ることができて面白い。また、特に4章のバスジャック事件の被害者の方の語りからは、加害者を許すということはどういうことかについて考えさせられる。一度犯罪を犯した人間を再び社会がどのように包摂するべきなのか、など、今までは解像度が低かったことを反省するとともに、犯罪に至るまでの、犯罪を犯して罪を償った(とされた)後の公的な機関の介入にはまだまだ改善の余地があるように思わされた。また、対話の重要性というか、一般の人からしたら異質な存在であると言える犯罪者、過去に犯罪を犯した人々に対して簡単にレッテルを貼るのではなく、理解しようとすることの重要性も考えさせられる。

一方で、この書籍で紹介される人々には、粗野な言い方で言えば、犯罪を犯す傾向が高まる環境に置かれていたことが紹介されるし、そのうえでTCを通じて前を向けた人たちが紹介されるが、本当に「根っこからの悪人がいるのかどうか」という問いを考えるには、さらにハードケース、より理解が難しいような人物のことを考える必要があるのかなと感じた。連続殺人を犯すようなシリアルキラーと呼ばれるような存在はまた別の仕方で考える必要があるのかもしれない。

この本の内容も思い出した。

www.chikumashobo.co.jp

幼少期の逆境経験はもちろん犯罪の免責にはならないだろうが、当事者の視点からはある意味での必然性や回避不可能性があるのかなとも思ってしまう。そう思うと、この本にもあったが、ACEを引き起こしている、引き起こしそうな状況に介入していくような仕組みづくりがより必要だと思う。

 

 

バイト中に論文を読む読む。

 

バイトおわり、バイトへ。

古典を引き続き教える。天皇とか貴族とかの話は敬語とかもあるし、朝廷のシステムもあるからややこしくて難しい。仏様が人間の姿になって、信心深い人を助ける、くらいのベタでほっこりするやつが好き。

 

バイト終わり、河原町へ。

1件目、立ち飲み屋さん、ココロへ。

2件目、タコ入道へ。20:01 明石焼うま

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3件目、レトロなバー?へ。

 

図書館バイトの同期(アメリカ議会を勉強してはる)と鴨川を歩いて帰る。自分の知らないことに見識が深い人と話すのは楽しい。いい機会を作ってくださった先輩に感謝。アメリカ社会等についてお話する。

てくてく出町柳まで歩いてチャリ取って帰宅。

本と論文少し読んで寝よう。

 

今日はいい日でした。おやすみなさい!